8月 11, 2021 19:23 Asia/Tokyo

イランの肝移植手術の父と呼ばれるマレク・ホセイニー医師が、「イランは臓器移植手術の分野で目覚ましい進歩を遂げ、世界でも高い地位にある」と述べました。

ホセイニー医師は、イラン南部シーラーズ市で国際通信イランプレスの記者とのインタビューに答え、同市のブーアリー慈善病院がイランさらには世界で臓器移植手術を行う巨大病院のひとつで、肝臓、腎臓、心臓、すい臓の各移植手術の部門があり、これまでに6000件の肝臓移植手術を行ってきたと述べました。

また、「同病院は、脳死患者からの臓器移植で世界一級の地位にあり、イランは肝・腎臓移植手術で世界一である」と語っています。

さらに、「ブーアリー慈善病院は、臓器移植手術後に患者が生存する確率において、世界でも最高水準の治療拠点のひとつである」とも語りました。

ホセイニー医師は、「イランの周辺地域から、臓器移植手術を受けるためブーアリー慈善病院を訪れる患者が増えている」とも述べました。

現在、この病院では毎年638件の肝臓移植手術が行われ、これは世界最多の件数です。以前は、アメリカでの年間561件が最多でした。

また、同病院では、毎年250~260件の脳死患者からの腎臓移植手術が行われ、30~40件のすい臓移植手術が行われているということです。

ホセイニー医師は、イランで初めての生体肝移植手術を行い、イランの肝移植手術の父として医学界で知られています。

同医師は、2020年12月、臓器移植手術の進歩において多大な貢献をしたとして国際移植学会から表彰された4人の学者のうちの1人です。

 

 

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