イラン新外相が、イラクを訪問
8月 28, 2021 17:43 Asia/Tokyo
イランのアミールアブドッラーヒヤン新外相が、就任後の初外遊として28日土曜、イラクを訪問しました。
イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤン外相は、イラクで開催予定の国際会議「協力とパートナーシップ」に出席することになっています。
この会議は、イラン、フランス、トルコ、サウジアラビア、カタール、UAEアラブ首長国連邦、エジプト、クウェート、ヨルダン、イラクの政府関係者が参加する中、同日イラク首都バグダッドで開催されています。
1日のみのこの会議の開催目的は、地域の政治・安全保障の進展状況の調査、政治・経済的協力の拡大、一部の国の間の紛争の解決とされています。
この会議について注目すべき点は、イラクと国境を接するシリアがこの会議に招待されていないことです。イラクのフアード・フセイン外相はこの点について、「シリア問題は、一部対立が存在しており、我々が決めるものではない。我々はシリアとは友好関係を持っており、同国との国交を決して断絶することはない」としています。
イラン外相は、イラク訪問の前に、「イランとして、地域諸国の参加によるあらゆる地域レベルでのイラクのイニシアチブを歓迎する」と語りました。
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