イラン大統領、「欧州諸国は、米国の勢力圏扱いされるような行動をとるべきではない」
10月 25, 2021 21:13 Asia/Tokyo
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イランのライースィー大統領
イランのライースィー大統領は、「ヨーロッパ諸国は独立して行動すべきだ」とし、「ヨーロッパ諸国はアメリカの勢力圏扱いされるような行動をとるべきではない、と語りました。
ライースィー大統領は25日月曜、テヘランで、駐テヘラン・ベルギー新大使の信任状の接受後、両国の友好的な関係の歴史に触れ、「わが国は、経済、貿易などの分野におけるヨーロッパとの協力を拡大する意向であるが、他の国がこの関係に影響を与えることを許すべきではない」と述べました。
また、「イランは常に自らの責務を履行している。だが、ヨーロッパ諸国は核合意における自らの責務を履行していない。彼らは核合意であれ他の問題であれ、ヨーロッパが自らの勢力圏内にあるとアメリカに感じさせるような行動をとるべきではない」と語っています。
さらに、「アメリカは世界への自らの圧政的な意志の押し付けや拡張を追求しているが、他の諸国は、アメリカの一極主義や世界各地への侵略継続を許してはならない」としました。
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