イラン産サフラン、60カ国へ輸出
11月 03, 2021 18:44 Asia/Tokyo
イランのサフラン国家評議会のエフテシャーム議長は、同国産サフランが60カ国に輸出されていることを明らかにしました。
国際通信イランプレスによりますと、モフセン・エフテシャーム議長は、「イラン暦本年(2021年3月21日~22年3月20日)上半期のイラン産サフラン輸出先は約60カ国で、47カ国に輸出された昨年同時期と比較して25パーセント増加した」と述べました。
また、「この6カ月で、サフラン9万5708キロ、価格ベースで4700万ドル以上がイランから輸出された」としました。
イラン北東部・北ホラーサーン州ファールージ郡では、8月末からサフランの収穫が始まっており、11月半ばごろまで続きます。ファールージはイランで3番目のサフラン生産地です。
イランは、世界のサフランのうち9割以上を生産しています。
世界中で12万2000ヘクタールの土地がサフラン栽培にあてられており、そのうち11万5000ヘクタールがイランにあります。
サフランは世界で最も高価な薬草として、イランの輸出品の中でも特別な地位にあります。
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