世界全体のサフランの90％以上がイラン産

イラン不動産登録知的財産センターのエスラーミー所長代理が、「世界のサフランの90％以上が我が国で生産されていることから、イラン産サフランは世界市場で品質証明を持つ必要がある」と述べました。

エスラーミー所長代理は、イラン産サフランのブランド化に関する国際会議で、「世界市場でイラン産サフランを登録し認証するために、必要な条件と下地がある」と語りました。

世界各国の中でも、イランは世界最大のサフラン生産国であり、輸出量も世界一となっています。このことが、サフラン農家の雇用創出や収入増にもつながっています。

IRIB通信が10日日曜、報じたところによりますと、イラン産サフランのブランド化に関する国際会議は、ブランドを構築し世界市場で強い存在感を示すことを目的とし、WIPO・世界知的所有権機関のアジア太平洋局長、国際的な専門家、実業家、サフラン生産者の出席のもと開催されました。

WIPIアジア太平洋局長のアンドリュー・マイケル・アン氏もこの会議で、「イランは今や世界のサフラン生産において特別な位置を占めている」と述べ、「イラン産サフランは全世界に紹介されるべきである」と述べました。

その上で、「イランの強力なサフランブランドを確立できるよう、WIPOでは多くのサービスとサポートを提供する」と語りました。

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