インドの首相がまもなくイランを訪問

インドのモディ首相が、イラン訪問を前に、「両国の協力の新たな章が形作られている」と語りました。

モディ首相は、イルナー通信の単独インタビューで、「この新しい関係に関してイラン南部のチャーバハール港が地域の経由、エネルギー、貿易の中心地に変わるだろう」としました。

モディ首相は、地域諸国の貿易・取引の拡大におけるチャーバハール港の重要性について触れ、「チャーバハールの投資の機会は、イラン、インド、地域全体のためになりうる」としました。

また、対イラン制裁の解除は、両国の関係拡大に向けた良好な機会だとし、「イランとインドは、貿易、技術、投資、インフラ、エネルギーの安全保障において協力を拡大する」と語りました。さらに、国際テロへの対抗は両国の大きな課題となっているとしました。

モディ首相は、政治・経済高等使節団を率いて、22日日曜から2日間にわたり、イラン政府高官と会談するため、イランを訪問します。

エネルギー、インフラ部門への投資、イラン・インド・アフガニスタンのトランジットに関する合意書の調印、文化交流に関する合意覚書の署名が今回のモディ首相のイラン訪問の目的となっています。