IAEAが、イラン核計画に関する新報告を発表
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IAEA国際原子力機関
IAEA国際原子力機関が、イランの核計画・活動に関する新たな報告を発表しました。
ファールス通信によりますと、IAEAは17日水曜、新たな報告書において、イランによる核合意違反という主張を繰り返し、「イランは濃縮ウランの備蓄量を増量した」と表明しています。
IAEAの主張によれば、イランが備蓄している20%濃度の濃縮ウランの量はおよそ148kgに達しているということです。
IAEAのこの報告ではさらに、「イランにいる当機関の査察官は依然として、同国の核施設の保安当局による厳しいボディチェックを受けている」との主張がなされています。
IAEAのこうした主張の一方で、対イラン制裁の解除を目指してのイランおよび核合意に残留した相手側との協議が、今月末に開始される予定です。
さらに17日、テヘランおよびオーストリア・ウィーンにいるイラン公式当局は、「ラファエル・グロッシIAEA事務局長は今月22日、イランとIAEAの技術面での協力のためテヘランを訪問するだろう」と発表しました。
なお、ハティーブザーデ・イラン外務省報道官はこれに先立ち、「わが国とIAEAの協力はこれまでどおり、極めて良好な進路を進んでいる」と述べています。
トランプ前米大統領は2018年5月8日、一方的かつ違法に核合意から離脱し、いわゆる「最大限の圧力行使」と称する政策を展開してきました。
イランは責任を受容する国としてこれまでに何度も、「核合意に違反したのがアメリカ側であることから、各種制裁を解除し合意に復帰すべきはアメリカであり、さらにアメリカの責務履行状況は検証確認される必要がある」と表明しています。
もっとも、イラン側はアメリカの核合意復帰に固執しない、あるいは、これを決して急がないと強調しています。
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