イラン代表団が、ウィーンで2日目の協議を続行
オーストリア・ウィーンで行われている協議の2日目において、各種制裁の解除を目的に様々なレベルや内容、枠組みでの協議が継続されました。
イルナー通信によりますと、イラン代表団の上級代表であるバーゲリーキャニー外務次官は30日火曜、エンリケ・モラ欧州対外行動庁事務次長と会談しました。
両者はこの協議において、前日の協議の結果を検討し、協議の継続方法に関して話し合いを行っています。
一方で、イラン外務省のメフディー・サファリー経済担当次官が、ECB欧州中央銀行理事会メンバーのホルツマン・オーストリア中央銀行総裁と会談しました。
この会談で、双方は各種の協力の経過を振り返るとともに、銀行・金融関係の拡大や強化の下地について検討しています。
これに先立ち、イランと5カ国グループおよびEUの代表者らの参加により、専門家レベルでの制裁解除作業部会の会合が開催されました。
この会合で、イラン側の協議団は自国の見解を説明し、交渉を進める方法に関して新たな提案を示すとともに、イラン国民に対する制裁を効果的に解除する必要性を強調し、他のメンバーが交渉に建設的に参加するよう呼びかけました。
さらに、他の国々の代表もまた、制裁解除の問題に取り組む準備と真剣さを表明ました。
イランと5カ国グループの間の新しい交渉ラウンドは、新たに再編されたイラン協議団が出席してウィーンにて昨日始まり、バーゲリーキャニー外務次官がイラン代表団の長を務めています。
この協議におけるイラン代表団の焦点は、抑圧的な制裁を解除することにあります。
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