世界最大の屋根付きバーザールでの冬至の買い出し
12月 21, 2021 20:11 Asia/Tokyo
シャベ・ヤルダーは、イラン暦で冬至の日の夜を指し、人々は古くからの習慣で、毎年この夜を思い出に残るように趣向をこらして祝います。
北西部の東アーゼルバーイジャーン州の中心都市タブリーズの人々は、このシャベ・ヤルダーの準備とお祝いのために、市内の伝統的バーザールで買い出しをします。このバーザールは世界最大の屋根付きバーザールです。
ナッツやドライフルーツ、ざくろ、そら豆の塩ゆで、スイカ、この日ならではのお菓子や軽食の買い出しは、イラン、とくにタブリーズを中心とするこの州の人々の習慣です。
きょう21日火曜の夜は、イラン暦の秋の最後の夜なおかつ1年で一番長い夜で、イランではシャベ・ヤルダーと呼ばれます。タブリーズの人々は、自らの伝統にしたがって、この1年で一番長い夜を家族とともに祝います。
シャベ・チェッレとも呼ばれるこの日は、7000年の歴史があり、その伝統や習慣は年月による変遷を重ねながらも現在まで受け継がれています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj