イラン外相、「わが国は核合意による経済上の利益を完全に享受すべき」
12月 27, 2021 18:03 Asia/Tokyo
-
アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相
アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が、「わが国の石油は全く支障なく円滑に輸出されるべきで、わが国は核合意に定められた経済上の利益を完全に受けられるべきだ」と語りました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相は27日月曜、テヘランで、核合意の復活を目指してのオーストリア・ウィーン協議の新ラウンドが開始されたことに触れ、「新たな共同文書をめぐる交渉が開催されており、現在の交渉でイランが重視している問題の一つは、相手方の義務の履行を保証し検証することである」と述べています。
また、「最も重要な問題は、イランの石油が制限なしに円滑に販売され、その代金が外貨でイランの銀行口座に送金されることだ」としました。
イラン代表団の首席交渉担当を務めるバーゲリーキャニー外務次官は、制裁解除を目的としたウィーン協議に出席するため、代表団を率いて現地入りしています。
イランと4 + 1カ国グループによる交渉の第8ラウンドは、代表団長のレベルで27日夜に開催されます。
タグ

