イラン外務省報道官「故ソレイマーニー司令官の暗殺は、国家テロの事例」
(last modified Mon, 27 Dec 2021 11:49:16 GMT )
12月 27, 2021 20:49 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のハティーブザーデ報道官
    イラン外務省のハティーブザーデ報道官

イラン外務省のハティーブザーデ報道官は、イランイスラム革命防衛隊の故ソレイマーニー司令官を暗殺したというアメリカの行動は、テロ攻撃および国家テロの現われである、としました。

故ソレイマーニー司令官の殉教2回忌を前に、ハティーブザーデ報道官は27日月曜、定例記者会見で、「アメリカによるソレイマーニー司令官の暗殺は、テロ攻撃および、国家テロの明白な表れであり、この暗殺計画は、メリカの政府とトランプ前米大統領の命令によって企てられ、実行された」としています。

また、「米政府は、この残忍な行動に対して、国際的に責任があり、イランはこのテロ攻撃の命令者や実行犯および、実行のアドバイスに当たった人々を正義の手に委ねるためにいかなる措置も辞さない」と述べました。

同報道官はさらに、核合意復活を巡る会議の新ラウンドが27日、オーストリア・ウィーンで開催されたとし、一部ヨーロッパ諸国の非建設的な行動に触れ、「我々は、ウィーン協議において前向きな姿勢をとっており、協議の相手国に対し、良好な合意に至るための決意をもって、ウィーン入りするよう勧告する」と語りました。

また、「全ての当事者がこの決意をもって協議に参加すれば、協議は成果にいたるだろう」とし、「わが国は、核合意に関係するヨーロッパ3カ国(英独仏)が行動不足を解消し、核合意枠内での責務履行に復帰するための自らの真剣な計画を実行するよう期待している」としました。

 


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