中国紙、「イランの核の進歩は、米の覇権主義の終焉の証」
12月 30, 2021 12:35 Asia/Tokyo
-
イランの核の進歩
中国の新聞・グローバルタイムズが、「イランの核問題とこれに関するオーストリア・ウィーン協議の現状は、米国にとって困難な状況にあることを物語っており、そのような状況は米ドル支配の時代が終焉したことを示している」としました。
グローバルタイムズの29日水曜の報道によりますと、イランと4 + 1グループ(英独仏中ロ)による第8ラウンドの協議がウィーンで再開され、有識者の間では、ヨーロッパの関係国は自らの利益のためにイラン・米国間を積極的に仲介していると考えられているものの、上から目線的な米の態度はこの協議に不確実性という影を落としている、ということです。
同紙はまた、「中国は、米国が一方的かつ違法な制裁とそれらの制裁による圧力を解消し、イランの核合意と国連安保理決議の順守という正道に戻るべきであるとの立場を示している」と報じています。
この報道ではまた、「アメリカは、今ある混乱の責任者である。核合意からの米の一方的な離脱および、対イラン経済制裁の再発動は、無思慮で稚拙な行動以外の何物でもない」とされています。
さらに、「バイデン米現政権が現在核合意への復帰に同意したとしても、共和党が率いる次の共和党米政権がまたもや離脱し、対イラン制裁を再発動するかもしれない、という懸念は拭えない」ということです。
グローバルタイムズは最後に、「国際社会は、米ドルの独占支配の終結に向けた、世界規模で足並みをそろえての努力を必要としている。もっとも、それは決して容易いことではないが、世界はその実行方法に関して考えを練り始める必要がある」と強調して締めくくりました。
タグ
