イ・中友好議員連盟会長「両国の25ヵ年協力協定実施は、ウィーン協議への猶予期限」
1月 16, 2022 17:23 Asia/Tokyo
イラン・中国友好議員連盟のアミールアーバーディー会長は、「両国の25ヵ年協力協定の実施は、オーストリア・ウィーン協議への猶予期限である」としました。
アミールアーバーディー会長は、イルナー通信のインタビューで、「イランと中国による25ヵ年協力協定の実施は実際、イランとの協議に臨んでいる西側に対し、一刻も早く制裁の解除への処遇を決定させるための期限設定である」としました。
またこの協定を、中国によるイランへの投資および、地域レベルの関係の拡大につながる重要な措置である、とし、「軍事産業や陸・海・空路の輸送や、鉄道輸送部門への投資などは、この戦略的な協定の重要な部分である」と語りました。
同会長はさらに、「アメリカは、イランと中国の経済に打撃を与えることを追求しており、この共通の敵の行動は地域でのアメリカの悪戯を乗り越えるための戦略や、両国の間の協力協定の強化につながりうる」と述べました。
アミールアーバディー会長はまた、「イランの第13期政府の戦略は、地域諸国や近隣諸国の可能性を活用することであり、上海協力機構へのイランの加盟は、同国とイラク、トルクメニスタン、パキスタンなど地域諸国との関係を深化させることになるだろう」と指摘しました。
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