2月 20, 2022 20:15 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とレバノン首相
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とレバノン首相

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、ドイツで行われている第58回ミュンヘン安全保障会議の傍らで、レバノン首相やその他数カ国の関係者らと会談しました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、ミュンヘン安全保障会議参加のためのドイツ滞在期間中に、レバノン首相に加えて、スロベニア大統領、グテーレス国連事務総長、ボレルEU外務・安全保障政策上級代表、そしてカタール、オランダ、ベルギー、インド、クロアチア、スウェーデン、イタリア、ドイツ、アルメニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、イラク各国の外相ら、さらにイラク・クルディスタン代表と会談しました。

また、ミュンヘン安全保障会議での演説においてアミールアブドッラーヒヤーン外相は、ペルシャ湾と西アジアの安全が欧州をはじめとした地理的に隣接する地域の安全と直接的に強く結びついているとして、「イランは、外国の介入なしに地域の安定や平和を支援するあらゆる構想や計画を歓迎する」と述べました。

続けて、「我々は、地域に兵器が備蓄されることは決して安全につながらず、地域に地域外勢力が駐留・介入することが安全状況をより複雑にするだけだと考えている」と指摘しました。

第58回ミュンヘン安全保障会議は、各国の当局者や安全保障の専門家らが参加し、18日金曜から3日間にわたり開催されます。

例年は、ミュンヘン安全保障会議には2000人以上が参加していましたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、600人のみが参加を許される見通しです。

なお、今年の同会合には、カマラ・ハリス米副大統領及びシュルツ独首相が、そのほかの各国首脳ら35人とともに出席することになっています。

 


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