イラン国家安保評議会、「対米協議はイラン代表団の実施事項にない」
2月 21, 2022 16:40 Asia/Tokyo
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イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記
イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、「米国との協議はイラン協議団の実施事項にない」と述べました。
シャムハーニー書記は、自身のツイッターにおいて「EU代表を調整役としイランと4+1カ国グループにより、オーストリア・ウィーンで実施中の協議は、当初からの進路を変えずに結果到達まで続くだろう」としました。
これ以前にも同書記は、同じくツイッターで「制裁の本当の解除とはつまり、イランが恒常的に頼りにできる経済的利益を享受できるということだ。証明された米国の約束違反は、あらゆる合意を脅かす最も重要な原因となっている」としていました。
アメリカ現政権はこれまでに、トランプ前政権による「最大限の圧力」政策を続けることで、前大統領が力ずくでは実現できなかった目標を、後ろ盾のない約束の提示により保証しようと企んでいます。しかし、アメリカ政府が現在の夢想から抜け出さない限り、ウィーン協議の道筋は平坦なものにはなりません。
ウィーン協議の第8ラウンドにおける話し合いは、イランと4+1か国(独仏英露中)との間で調整役のEUを交えて進行中です。
同協議は、イラン協議団が示した提案によって様々な進展を見せたものの、特にアメリカのバイデン現政権が前政権の行った違法な措置の補償を遅延させて最大限の圧力政策を続けていることで、核合意への復帰に対する同国の真剣さが疑問視され、協議の過程が長引いています。
責任を受容する国であるイランは、核合意に違反したのがアメリカ側であることから、同国は制裁解除によって合意復帰すべきであり、その責務履行も確認・検証される必要があると、これまでに繰り返し表明しています。
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