非同盟諸国が、発展途上国への一方的な制裁行使に懸念を表明
2月 23, 2022 21:27 Asia/Tokyo
イランの国連次席大使が、「NAM非同盟諸国は、発展途上国に対する一方的な制裁行使を懸念している」とし、「NAMは、一方的な制裁を行使した各国に対し、緊急性をもって、これらの制裁を解除するよう求める」と語りました。
ファールス通信によりますと、イランのエルシャーディー国連次席大使は22日火曜、国連憲章委員会報告を巡る国連総会第6委員会での演説の中で、「非同盟諸国は、国連のすべての加盟国に対し、武力行使や脅迫の回避、領土保全への尊重、対立の平和的な解決といった原則の重視により、国連憲章に対する自らの責務を徹底するよう求めている」としました。
また、「非同盟諸国は、発展途上国に対する経済分野での強制的な措置や法の執行、特に国連憲章や国際法、WTO世界貿易機関の規則への違反につながる一方的な制裁の行使などについて懸念を表明している」と述べました。