May 30, 2016 18:39 Asia/Tokyo
  • イランが地域諸国に顧問協力を継続

イラン外務省のアラブ・アフリカ担当次官が、「イランは地域でのテロ対策において顧問としての協力を続けている」と語りました。

アミールアブドッラーヒヤーン外務次官は、30日月曜、イルナー通信のインタビューで、イラクのファルージャをテロ組織ISISの占領から解放するための作戦について触れ、「イランは、地域、世界のすべての国の安全と安定を目指すテロ対策において、自らの支援を重要なものと見ている」としました。

さらに、「もしテロ対策においてイランの支援とイラクやシリアの政府軍や義勇軍の影響力ある措置がなかったとしたら、現在、西アジアの重要な地域に安全は一切存在しなかっただろう」と述べました。

また、テロ対策における世界の真剣な意志が地域からテロリストを掃討する唯一の道だとし、「残念ながら、テロリストの支持者、テロを利用している人々は、地域や世界の安全を脅かしているだけでなく、自らも被害を受けている」と語りました。

アミールアブドッラーヒヤーン次官は、「イランは政治的解決、真剣なテロ対策、地域の全面的な協力に集中することが現在必要とされていると考えている」と述べました。

一方のイラクの義勇軍の副司令官も、「アメリカはイランと異なり、ISIS対策においてまったくイラクを助けていない」と語りました。

一部のテロ支援国は、ここ数日、イラクやシリアにおけるテロ対策においてイランの顧問としての支援を非難しています。この支援の要請は、これらの国自身から正式に行われたものです。

イラクとシリアの多くの関係者が、イランの顧問協力がなければ、現在、多くの都市がISISによって占領されていただろうとしています。

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