イラン外相、「ウィーン協議合意成立には西側の現実直視が必要」
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イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、制裁解除を目指すオーストリア・ウィーン協議の合意成立について、西側の現実直視と政治的決断が必要だとしました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
3月 03, 2022 17:37 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相と中国の王毅外相(アーカイブ写真)
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相と中国の王毅外相(アーカイブ写真)

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、制裁解除を目指すオーストリア・ウィーン協議の合意成立について、西側の現実直視と政治的決断が必要だとしました。

ウィーン協議は、アメリカによる圧政的で違法な制裁の解除を中心議題として、イランと英仏独中露の4+1グループの間で現在も行われています。

ファールス通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は2日水曜、中国の王毅外相と電話会談を行い、ウィーン協議で見られた進展について言及しながら、残された一部の問題の重要性や、特に経済分野におけるイラン国民の利益保護の必要性を強調しました。

そのうえで、「イランはこれまでに、問題解決に向けて多くの率先的発案を行ってきた。合意成立のために今求められるのは、西側の現実直視と政治的決断である」と述べました。

 

王毅外相もこの会談で、「わが国はウィーン協議におけるイラン側の論理的要求を理解し、それを支持している」としました。

そして、「前向きな流れと協議関係方面のやり取りの維持によって、合意成立に達することを望む」としました。

両外相はまた、ウクライナ情勢やアフガニスタンでの動向についても話し合いました。

 


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