イラン北東部;ゴレスターン国立公園
3月 05, 2022 17:35 Asia/Tokyo
ゴレスターン国立公園は野生動植物保護区であり、イラン最大の美しい景勝地とされています。
国際通信イランプレスによりますと、この保護区の総面積はおよそ900km2で、302種の動物と1350種の植物が生息しています。
この公園には、各種のカモやシカ、茶色の熊が存在していますが、中でも最も重要な動物としてペルシャ・ヒョウが挙げられます。
ペルシャ・ヒョウは、体格の面で、西アジアに生息する最大級ヒョウであり、絶滅危惧種のリストに載っています。
ゴレスターン国立公園は、生物の多様性の面で、ヨーロッパに存在する野生動物区域に匹敵し、多様な動植物のほか、様々な滝、湖など美しい景勝地が存在しています。
なお、この公園はイラン国内で15番目の自然遺産として登録されているほか、世界にある50ヶ所の野生動物保護区の一つとして、ユネスコ自然遺産にも登録されています。