イラン外相、「サウジ関係者のイラン関連発言は二国関係再構築の意向の表れ」
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イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、「サウジの高位関係者によるイランとの関係についての発言は、同国にわが国との二国関係再構築に向けた意志を持つことを示す」と述べました。
サウジアラビアのムハンマド皇太子は先日、米誌アトランティックとのインタビューにおいて、「イラン・サウジ間対話が、両者にとって良い段階に達し、二国に明るい未来を描くことを願う」と述べました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相は5日土曜、イルナー通信とのインタビューにおいて、サウジ高位関係者による対イラン関係に関した発言について「イランとサウジの関係は、サウジ政府の断交決定に基づいて断絶した状態が続いている。しかし、二国関係はこの数年、ほぼ安定した流れのうちにあり、イランによる善隣関係への呼びかけも伴っている」と語りました。
続けて、「イランは一部の地域問題において(サウジとは)異なる視点やアプローチを持っている。しかしイラン・サウジ両政府の見解相違を管理することで、両国の国民や、さらには友好・盟友諸国の利益にも寄与しうる」と強調しました。
さらに、「イランは昨年、サウジと4回にわたり協議を行っている。この協議は良い雰囲気を作り出し、さらに少ないながら結果も伴った。この流れを続けていくことで、関係改善や両国の国益につながる協力といった、肯定的な結果へ導くことも可能である」と指摘しました。
そして、イラン政府の政策は近隣との交流であるとして、「わが国の大統領も、近隣諸国との協力拡大に向けた意志を常に強調している」と説明しました。
また、イエメン危機に関して、「この危機に軍事的解決の道はない。イエメンは全てのイエメン人のものであるべきだ」と述べて、「解決の道は、外国の介入から距離を置いた、イエメン勢力間の対話に基づく政治的な方法だ。この重要事は、封鎖と戦闘を終わらせることでのみ実現されるだろう」と強調しました。

