イラン外務省報道官「国際体制は変化の一途へ」
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イラン外務省のハティーブザーデ報道官は、ロシアとウクライナの戦争に触れ、「国際体制は、最終的な変化のプロセスの最中にある」としました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
3月 12, 2022 22:01 Asia/Tokyo

イラン外務省のハティーブザーデ報道官は、ロシアとウクライナの戦争に触れ、「国際体制は、最終的な変化のプロセスの最中にある」としました。

IRIB通信が伝えたところによりますと、ハティーブザーデ報道官は12日土曜、イラン北部マシュハドで、「現在のウクライナ戦争の背景は、30年前に形成されたいたが、その引き金は最近引かれた」と語りました。

また、ロシアとウクライナの戦争に対するイランの政策は、外交政策に基づいた独立したものであるとし、「わが国は、戦争及び、米やNATO・北大西洋条約機構による世界の略奪に反対である」と述べました。

さらに、「我々は、十分に力を付けており、国益、独立性、領土統一の維持に向けたいかなる努力をも惜しまず、他国にも、干渉や漁夫の利を許さず、どの国の衛星国でもない」としました。

ロシアは先月24日より、ウクライナ東部から独立を宣言したドネツク共和国およびルガンスク共和国を支援するため、ウクライナでの特殊軍事作戦を開始しました。

ロシア政府は、「ウクライナでの自国の作戦」は開戦目的ではなく、あくまでも世界レベルでの戦争の阻止が目的であるとしています。

しかし、日本やヨーロッパ諸国、アメリカを初めとする世界の多くの国は、直ちにロシアのこの行動を対ウクライナ戦争だとして非難し、ロシアに対する経済制裁・外交的圧力の強化を開始しました。

ロシアはこれに先立ち、何度も西側諸国に対し、ウクライナ東部のロシア系住民に対するウクライナ軍の攻撃や人権侵害が配慮されていないことに関して警告しています。

 


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