ノウルーズ特集;ノウルーズ期間でのイラン人の祝祭(1)
(last modified Mon, 21 Mar 2022 06:58:36 GMT )
3月 21, 2022 15:58 Asia/Tokyo

祝祭はすべての文化の共通の特徴となっています。この特集では、イランの春の新年・ノウルーズ期間のイラン人のいくつかの祝祭をご紹介してまいりましょう。

ノウルーズは国民的祝祭とかつ古くからの観衆となっています。ノウルーズ期間には、イランの文化圏や領内で、多様な祝祭が行われています。この領域の住民は生活での喜びの存在を重視し、もっとも困難な日々でも様々な口実で祝祭を行っていました。

イランでのノウルーズの祝祭の象徴として一般的に知られているもの一つは、「ハージーフィールーズ」と「アムーノウルーズ」の到来です。「ハージーフィールーズ」と「アムーノウルーズ」に扮した人物らが国内各都市の路上に現れ、喜びや踊りの象徴の一つで、新年の到来を知らせています。

「ハージーフィールーズ」はイランの伝承の有名な特集で、年末の日々に各市町村に現れ、人々に新年の到来を知らせて回ります。

ノウルーズの到来のメッセージを送るこうした人物は、帽子を被って真っ赤な服を着用し、先の尖ったギーウェと呼ばれる伝統手工芸の靴を履き、顔を黒く塗った男性です。

こうした格好の人物は、街頭や街中でイランの伝統的な打楽器トンバクやダーイェレを叩き、面白おかしく歌い踊ります。

ノウルーズの到来のメッセージを送る「ハージーフィールーズ」の謡いを、故モルテザー・アフマディー氏の朗吟によりお聞きください。

 


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