イラン外相「米は、ウィーン協議長期化の直接の責任者」
(last modified Mon, 04 Apr 2022 07:29:06 GMT )
4月 04, 2022 16:29 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とオマーンのブーサイディ外相(アーカイブ写真)
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とオマーンのブーサイディ外相(アーカイブ写真)

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、アメリカによるイランの一部個人や企業に対する新たな制裁行使を批判し、対イラン制裁解除を目指すウィーン協議が長期化している直接の責任者はアメリカだ、としました。

イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は2日月曜夜、オマーンのブーサイディ外相と電話会談し、「わが国は、良好かつ恒久的な合意を成立する意向があるが、協議相手国であるアメリカは一部の過大な要求を提起しており、この協議の長期化に直接責任がある」と述べました。

また、イエメンでの停戦と平行しての同国の封鎖の完全な解除を求め、「現在、イエメン国民に対する人道支援の提供は、非常に重要な事柄である」と語りました。

一方のブーサイディ外相もこの電話会談において、イエメンでの停戦成立を歓迎すると共に、これに関するイランの努力や役割を賞賛しました。

イエメンの救国政府と、侵略者側であるサウジアラビア主導のアラブ連合軍は国連の提案に従い、2日土曜からの2ヵ月間の停戦に合意しました。

 


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