イランが、アフガンでの麻薬の栽培・生産の減少を歓迎
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アフガンでの麻薬の栽培・生産
イラン麻薬対策本部のモウメニー部長が、「わが国はアフガニスタンでの麻薬の栽培・生産の減少を歓迎する」と語りました。
アフガンの現支配勢力・タリバンは、同国内全域における麻薬生産に使用される各種の農作物の作付け・栽培の禁止令を出しています。
アフガンでは過去20年間における外国軍の駐留期間中に、麻薬の栽培・生産が前例のないの規模で増大しました。
アフガンは世界最大の麻薬生産国として、世界で生産されるアヘン全体の90%を供給しています。
モウメニー本部長は4日月曜夜、あるテレビ番組において、アフガンでの麻薬の栽培・生産の減少について、「イランは、いかなる形であれアフガンでの麻薬の生産・栽培の減少を歓迎する。またわが国として、過去そして現在も、国際機関との必要なすべての協議を行っているが、これらはアフガン国民の生活上のニーズ確保、同国での麻薬生産の減少、アヘンの材料となるケシの栽培の代用作物の栽培を目的とし、検討されているものだ」と語りました。
そして、「国連の統計によれば、多国籍軍の占領前の西暦2000年の時点では、アフガンにおける麻薬生産は200トン以下で、その作付面積はおよそ7000ヘクタールであった。しかし、アメリカ中心のNATO北大西洋条約機構軍の駐留や彼らの後押しにより、20年弱でアフガンでの麻薬生産量は50倍に増大し、9000トンにまで達した」と述べています。
さらに、「アメリカは、アフガンを大規模に破壊した」とし、「証拠資料によれば、アメリカは技術支援や、増殖力の高い種子の提供、および種子の品種改良により、アフガンでのアヘン栽培を助長し、またNATOの航空機で麻薬を密輸していた」としました。
最後に、「国連やタリバン代表の正式な統計によれば、世界のアヘン全体の90%以上がアフガンで生産されている。そして、アメリカはアフガンから遠く離れており、アフガンでのアヘン栽培の影響が直接はアメリカに及ばなかったことから、アフガンでの麻薬栽培を拡大し、この状況を地域での情勢不安の扇動に利用していた」と結んでいます。

