イラン南部キーシュ・ゲシュム2島がW杯観客を受け入れへ
4月 10, 2022 00:47 Asia/Tokyo
イランのサッジャーディー・スポーツ青少年大臣は、同国南部ペルシャ湾に浮かぶキーシュ島とゲシュム島が2022年カタール・ワールドカップの各試合の観客を受け入れる、としました。
カタールW杯は今年11月21日から12月18日までの日程で開催されます。イランの隣国でW杯が開催されるのは初めてのことです。
なお、今大会への出場国の1つであるイランは、グループリーグではイングランド、アメリカ、欧州予選プレーオフ勝者(スコットランドorウクライナorウェールズのいずれか)と共にBグループに入っています。
サッジャーディー大臣は、W杯の出場国チームのサポーターや試合の観客を受け入れるためのキーシュ島など自由貿易地区の可能性やキャパシティについて言及し、「カタール交通大臣はキーシュ島での観客の受け入れ・滞在に関して協議するため、10日日曜にイランを訪問することになっている」と語りました。
カタールはW杯に関して同国を訪れる外国人観光客数は少なくとも200万人と見込んでいますが、この小さな国に最低でも10日間滞在するのはいささか退屈と思われます。そのためW杯観客の一部が、地域諸国とくにカタールと常に友好関係を維持してきたイランにも流入する可能性が浮上しています。