イランの自然
南部ホルモズガーン州のオウ・スィヤー
May 10, 2022 15:14 Asia/Tokyo
イラン南部ペルシャ湾に面したホルモズガーン州の港湾の1つに、パールスィヤーン郡があります。
ホルモズガーン州の最西端にあるこの地域は、ほかには見られない景勝地があります。
この地域で出土した陶器や壷などから、考古学者らはパールスィヤーン郡の歴史を1400年以上と推定しています。
この郡で人工的な開発の手が及んでいない地域の1つに、オウスィヤー地区があります。
この地域に山々から流れ込んだ雨水が溜まった際、その水は太陽光により蒸発し、その後しばらくして、その水は緑色(ヘドロ色)を帯びた黒に変色します。
このことから、この地域は地元の方言で黒い水を意味するオウスィヤー(標準ペルシャ語でアーブ・スィヤー)と呼ばれています。
また、この地域に見られる山々が侵食され、火星の表面のように見える珍しい風景も、この地域の絶景の1つとされています。
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