イラン外務省が、「モハメド・アリ氏は人種の平等を求めた先駆者」
(last modified Sun, 05 Jun 2016 10:23:45 GMT )
6月 05, 2016 19:23 Asia/Tokyo
  • イラン外務省が、「モハメド・アリ氏は人種の平等を求めた先駆者」

イラン外務省のジャーベリーアンサーリー報道官が、アメリカの有名なボクシング選手モハメド・アリ氏は、人種間の平等や黒人の権利擁護を訴えた先駆者の一人だったとしました。

ジャーベリーアンサーリー報道官は5日日曜、世界の伝説的なボクシング選手の死去に因んだ追悼メッセージの中で、「アリ氏は、ボクシングの類を見ない有名なチャンピオンだっただけでなく、彼は全てのスポーツのチャンピオンの中で、最も優れた人物となり、歴史にその名が永遠に刻まれたのは、イランの伝統や文化で"英雄の性質"として知られている特性である」と語りました。

また、モハメド・アリの名は、常に、帝国主義、覇権主義、好戦主義の否定を思い起こさせるものだとし、「アリ氏は、人種の平等や黒人の権利擁護を求めた先駆者の一人だった」と述べました。

モハメド・アリ氏は長年に渡りパーキンソン病を患っており、3日金曜、74歳で死去しました。

 

 

 

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