イラン国内で、2021年におよそ90万台の自動車が生産

OICA・国際自動車工業連合会の統計から、2021年にイランでおよそ90万台の自動車が生産されたことが明らかになりました。

OICAの統計によりますと、2021年の世界の自動車生産台数は、前年比で3％伸び、8014万5000台に達しています。

2020年の世界の自動車生産は新型コロナウイルスの世界的大流行により、13％以上減少しました。

この報告によりますと、2021年のイランの自動車生産は89万4298台に達し、その前年（2020年）と比較して2％の成長を示しています。

これによりイランは2021年、世界で19番目の自動車製造大国とされています。

イルナー通信によりますと、同年の世界最大の自動車製造ランキングでイランは19位につけており、イギリスが93万2000台で18位となっています。

2021年のイランの自動車生産台数は、79万5000台のイタリア、49万9000台の南アフリカ、43万9000台のポーランド、28万9000台のポルトガル、26万5000台の台湾、ベルギーの26万1000台、オーストリアの13万6000台、フィンランドの9万3000台、エジプトの2万3000台を上回っています。

なお、2021年に世界最多の自動車生産台数を記録した中国は米国を大きく引き離しています。

2021年の中国の自動車生産は2608万2000台と報告されています。

中国の自動車生産は2021年に約3％増加し、米国のほぼ3倍の自動車を生産しています。

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