6月 04, 2022 18:18 Asia/Tokyo
  • グロッシ事務局長とイスラエルのベネット首相
    グロッシ事務局長とイスラエルのベネット首相

イラン外務省のハティーブザーデ報道官は、IAEA国際原子力機関のグロッシ事務局長によるシオニスト政権イスラエル占領地への不可解な訪問にふれ、「イランはNPT核兵器不拡散条約への当初からの署名国として、IAEAのこれまで以上の弱体化について、各国に対し警告している」としました。

グロッシ事務局長は、IAEA理事会の開催を前に、イスラエル当局者と会談を行うために2日木曜、イスラエルを訪問しました。

さまざまな報告によると、イスラエルには、世界を破壊する能力のある約300発の核弾頭が存在しています。

欧米によるこの決議草案やイランに関するIAEAのマイナスの報告、そしてグロッシ事務局長によるイスラエル訪問といった、これら一連の行動は、政治的なアプローチをもって、シオニスト政権の機嫌をとる目的で行われていることを示すものです。

国際通信イランプレスによりますと、ハティーブザーデ報道官は、3日金曜夜、ツイートの中で、IAEAの権威のさらなる失墜について警告し、「誰一人として、イスラエルの隠蔽された核兵器開発警告について沈黙し、中立性を主張しながら、イランの平和的な核活動について語ることはできない」としました。

イスラエルは、これまでに、NPTへの著名を回避しており、この問題に関してアメリカとその同盟国の支持を得ています。

イランはこれまで再三にわたり、国際社会に対して、イスラエルにNPTへの加盟やIAEAの査察受け入れを迫るよう求めています。

 


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