安倍元総理銃撃・殺害事件に対する市民の反響
7月 09, 2022 15:13 Asia/Tokyo
参院選を間近に控えた日本で、現地時間の8日金曜正午前、奈良市内で街頭演説中だった安倍元首相が背後から銃撃され、搬送先の病院で死亡しました。
世界にも衝撃を与えたこのニュースに、地元の日本国民の間からも当然ながら、ショックや驚愕、憤り、悲痛などのほか、近く予定されている投票をためらうような声が聞かれました。
ある都内在住者;「現在、選挙前ということで屋外での街頭演説、広報活動が盛んに行われているが、今後ほかの候補者に関しても同じような事件が起きるのではないかと懸念している。それは非常に恐ろしいことだ」
別の都内在住者;「日本はもはや安全な国とは言えない。自分も含めて、誰もがこういう事件に巻き込まれる可能性がある。何ともおぞましいことだ」
さらにそのほかの都内在住者;「自分も有権者なので、今度の選挙に投票するつもりだった。だが今回の事件で、投票に行くときにこんな事件が起きたらと思うと、安易には考えられない」
今回の事件に際して、都内で号外か配られました。
号外を受け取ったある都民は「今回の事件で、自分が投票に行くときに同じようなことが起こるのではないかと心配になってきた。今では投票に行こうかどうしようか迷っている」と、不安を隠せない様子でした。
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