8月 25, 2022 19:30 Asia/Tokyo

来月27日に予定されている安倍元首相の国葬による国費は2億5000万円、参列者は吉田元首相の国葬を上回ることが見込まれています。

日本の報道各社が25日木曜、報じたところによりますと、9月27日に予定される安倍元首相の「国葬」について、国費の額は2億5000万円に達する見込みです。

日本政府は参列者の規模が最大で6400人程度になることも想定し、国費で支出する経費について近く閣議決定することになっています。

政府は国葬の経費を全額国費から支出する方針を示しています。

国葬は東京・日本武道館にて行われることが決まっており、国会議員や全国の自治体関係者らなど6400人ほどの参列を見込んでおり、1967年に約6000人が参列して営まれた吉田茂元首相の国葬を上回る規模となる見通しです。

この国葬には海外からもインドのナレンドラ・モディ首相や、米国のカマラ・ハリス副大統領などの要人が出席を調整しており、またオバマ米元大統領はマクロン仏大統領などが出席を検討しているということです。

日本外務省は、日本と外交関係のある195か国などに国葬の日程を伝えています。

なお、安倍晋三元首相の四十九日の法要が日本時間の25日木曜午前、東京・渋谷区富ケ谷の私邸で営まれました。

安倍氏の自宅には朝から喪服姿の参列者などが相次いで訪れ、昭恵夫人や安倍氏の実弟の岸総理補佐官らが供養を行いました。

安倍氏は先月8日、奈良市内で参院選の応援のための街頭演説中に、銃撃され死去しました。

 


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