鈴木財務相、急激な円安「好ましくない」
9月 03, 2022 15:15 Asia/Tokyo
鈴木俊一財務相が、急激な円安は「好ましくない」との見解を示しました。
鈴木財務相は2日金曜夜、G7先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議後に記者会見し、1ドル140円台に進んだ24年ぶりの水準の円安について「急激な変動は好ましくない」との認識を改めて示しました。
その上で「最近の動きは少し(変動)幅が大きいという感覚を持っており、注視していく」と述べています。
米ニューヨークなど外国為替市場では2日、およそ24年ぶりに1ドル140円台を記録しており、東京市場でも3日土曜朝、一時140円20銭台まで円安が進むなど、歴史的な円安が止まらない状態です。
なお、市場関係者からは「140円台半ばまで円安が進む可能性がある」との声も聞かれていて、何の手も打たない政府・日銀にはこれまで以上に厳しい視線が注がれています。
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