入管庁が、ベトナム人留学生を鎖で拘束した日本語学校を処分
9月 07, 2022 15:00 Asia/Tokyo
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福岡市にある日本語学校「西日本国際教育学院」
日本の出入国在留管理庁が7日、福岡市にある日本語学校「西日本国際教育学院」に対して、外国人留学生を鎖や南京錠で拘束したとして、日本語学校として認める告示を抹消する処分を出しました。
日本のメディアが報じたところによりますと、約630人の留学生が在籍しているこの学校の職員は2021年10月、ベトナム国籍の20代男性の留学生に対して金属製の鎖と南京錠を使い、数時間にわたって拘束しました。
被害を受けた留学生は学校をやめようとしてトラブルになっていたということで、その後、留学生は寮の部屋に帰ったものの、他の職員に逃げ出さないように部屋の外で監視されていたということです。
報道によれば、学校側は入管庁の調査に対し、拘束した事実を認めています。
入管庁は「人権侵害は特に悪質で重大。指導による改善は見込めず、留学生の受け入れを認めることは適当ではない」と判断し、日本語教育機関として認める告示を抹消する処分を取りました。
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