9月 14, 2022 14:32 Asia/Tokyo
  • 1ドル144円台
    1ドル144円台

14日水曜の東京外国為替市場で円安が加速し、2円値下がりして1ドル144円台で取り引きされています。

米国際情報サイト・ブルームバーグおよび、日本の複数のメディアによりますと、14日の東京外国為替市場では、円を売ってより利回りが見込めるドルを買う動きが強まっています。

これは、日本時間の13日火曜夜に発表されたアメリカの先月の消費者物価指数の上昇率が市場の予想を上回ったことで、アメリカで大幅な利上げが続くとの見方がなされていることによります。

これについて、市場関係者は「アメリカのインフレが高止まりする中、日米の金利差が拡大していくという見方は根強い。日米の金融政策を決める会合を来週に控え、円が売られやすい状況が続きそうだ」とコメントしました。

なお、鈴木俊一財務相は14日、最近の円安への対応について「状況続くなら、あらゆる手段を排除せず対応していく」と述べた上で、手段に為替介入が含まれるかとの問いについては「そう考えてもいい」と語っています。

ちなみに、日本時間の14日午後0時46分現在の円相場は、前日比0.1%円高・ドル安の144円38銭で取引され、財務相発言を受け、円は一時144円22銭前後まで強含んだ形となっています。

 


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