カナダ首相が安倍元首相の「国葬」参列取りやめ、国内の災害対応で
(last modified Sun, 25 Sep 2022 09:23:09 GMT )
9月 25, 2022 18:23 Asia/Tokyo
  • カナダのトルドー首相と安倍元首相(アーカイブ写真)
    カナダのトルドー首相と安倍元首相(アーカイブ写真)

カナダのトルドー首相が、安倍元首相の国葬への欠席を発表しました。

日本の報道各社によりますと、27日火曜に行われる安倍晋三元首相の国葬に参列を予定していたカナダのトルドー首相が、参列を取りやめることが明らかになっています。

その理由は、カナダ東部に上陸したハリケーン「フィオナ」の災害対応を優先するためだということです。

トルドー首相は24日土曜に記者会見を行い、カナダ東部に上陸したハリケーンにより各地で大規模停電や洪水などの深刻な被害が出ていると明らかにしました。

そのうえで、トルドー首相は「日本で行われる国葬には参列しない。我々政府は、被災したカナダの人々の支援に全力を尽くす」とし、災害対応を優先するため、27日に行われる安倍元首相の「国葬」への参列を取りやめると発表しました。

トルドー首相は、G7(主要7か国)の現職の首脳として唯一、国葬への参列を表明し、24日から28日水曜に訪日する予定となっていました。

なお、日本の松野官房長官は今月22日、安倍元首相の国葬について、国内外から合計約4300人の参列が見込まれていると発表しました。

その内訳は、日本からは44の都道府県知事、700人超の現・元国会議員、1000人を超える各界代表など約3600人に加え、外国からは元職14人を含む49人の首脳級要人が参列する予定だということです。

 


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