静岡市清水区で大規模断水が継続、26日にも復旧作業開始へ
9月 26, 2022 17:14 Asia/Tokyo
台風15号の影響で記録的豪雨となった静岡市では、清水区内に水道水を供給する取水口で土砂や流木などが詰まり、今月24日の昼前から大規模な断水が続いています。
NHKによりますと、日本時間26日月曜朝の時点で、約6万3000世帯で断水が続いています。
静岡県の発表では、県内では台風15号の影響により、土砂崩れで住宅が全壊するなどして県内で2人が死亡したほか、1人が行方不明となっており、さらに2500棟近くの浸水被害が確認されました。
静岡市清水区内では、水道水を供給する興津川の取水口で土砂や流木などが詰まり、24日の昼前から断水が続いています。
25日に視察した静岡市長は、復旧の見通しについて「最大で1週間での復旧を目指す」としています。
また、静岡市は興津川の取水口での復旧作業について、早ければ26日にも重機による土砂や流木の撤去を開始する予定だとし、作業が順調に進んだ場合、4日間ほどで徐々に断水が解消できる見通しだと発表しました。