米軍基地汚染水めぐり周辺住民の血液調査、化合物濃度が全国平均の2〜4倍に
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アメリカ軍基地の周辺の川などから人体への有害性が指摘される有機フッ素化合物・PFASが高い濃度で相次いで検出されている問題で、市民グループが、住民380人余りを対象に血液に含まれるPFASの調査を行いました。
(last modified 2026-03-02T10:12:05+00:00 )
10月 15, 2022 18:46 Asia/Tokyo
  • 米軍基地汚染水
    米軍基地汚染水

アメリカ軍基地の周辺の川などから人体への有害性が指摘される有機フッ素化合物・PFASが高い濃度で相次いで検出されている問題で、市民グループが、住民380人余りを対象に血液に含まれるPFASの調査を行いました。

NHKが報じたところによりますと、調査の結果、基地周辺の自治体では、国が去年、全国で行った調査の2倍から4倍近い濃度が検出されました。

この調査は、アメリカ軍基地周辺の河川や湧き水などで、人体への有害性が指摘される有機フッ素化合物・PFASが高い濃度で相次いで検出されていることを受けて、市民グループが行ったもので、基地周辺などの6つの市町村の387人が採血に協力しました。その結果は15日に公表され、基地周辺の自治体では、国が去年、関東や中国・四国地方などで行った調査の平均値の2倍から4倍近い血中濃度が検出されました。

具体的には、金武町で3.8倍、北谷町で3.7倍、宜野湾市喜友名で3.4倍、沖縄市で2.5倍、宜野湾市長田で2.3倍、嘉手納町で2倍でした。また、基地に隣接しない大宜味村は1.3倍でした。

調査では、水道水をそのまま飲んでいる人や高齢者の血中濃度が高い傾向がみられたということです。

日本では、血中濃度に関する基準値が定められていませんが、387人中、27人が、ドイツが「健康影響がある」と考える目安としている値を上回っていたということです。市民グループは結果を踏まえ、国や県などに対して、より規模の大きい調査を行い、実態を明らかにするよう要請することにしています。

 


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