林外相、「在アフガン日本大使館の業務を一部再開」

日本の林外相が、一時的に閉鎖していたアフガニスタン首都カブールの日本大使館について、一部の業務を始めたことを明らかにしました。

ＮＨＫなどの日本各メディアが伝えたところによりますと、林外相は記者会見において、1年余りにわたり閉鎖されていたカブールの日本大使館で一部業務が再開されたことを明らかにしました。

林外相はこれについて、「現在カブールにおいて、最小限の体制で必要な大使館の業務を限定的に行っております」と述べる一方、「職員の安全にも鑑み、これ以上の詳細は差し控えたいと思います」としましたました。

一方、日本外務省は、先月から大使や職員が交代しながら情報収集などを行っており、現地の情勢を踏まえて大使館業務を全面的に再開するかどうか判断することにしていますが、現時点ではめどは立っていないとしています。

日本政府は、アフガニスタンでの前政権崩壊とタリバンの権力掌握を受けて去年8月、首都カブールにある日本大使館を一時的に閉鎖し、カタールのドーハに置いた臨時事務所で業務を行っていました。

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