沖縄副知事が防衛省などに「影響最小限の配慮要望」、日米共同演習めぐり
11月 14, 2022 20:30 Asia/Tokyo
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沖縄県の池田副知事
沖縄県の池田副知事が日米の共同統合演習について、「県民にさまざまな不安を生じさせている」と述べ、外務省と防衛省に対し、県民への影響が最小限となるよう配慮することを求めました。
NHKによりますと、これは県の池田副知事が那覇軍港でアメリカ海兵隊のオスプレイが飛行したことを受けて、外務省と防衛省の担当者に抗議した際に求めたものです。
池田副知事は「県内ではかねてからさまざまな意見がある。そうした中での今回の大規模な演習の実施は、県民にさまざまな不安を生じさせている」と述べています。
その上で、訓練内容などについて県民により丁寧に説明するとともに県民への影響が最小限となるよう配慮することを求めました。
特に今回の共同統合演習では、今月17日に自衛隊が与那国空港を利用して機動戦闘車を島に運び込むことも計画しており、これについて県は懸念があるとして実施しないよう申し入れています。
日米による今回の共同統合演習「キーン・ソード」は、今月10日から19日まで行われているもので、県内では与那国島の駐屯地で自衛隊とアメリカ軍が情報共有を行う拠点を設けることなどが予定されています。
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