東京入管でイタリア人自殺か 仮放免取り消され10月に収容
11月 19, 2022 16:50 Asia/Tokyo
東京出入国在留管理局に収容中のイタリア人の50代男性が、死亡していたことが明らかになりました。
日本の複数のメディアによりますと、日本の出入国在留管理庁は18日金曜、東京出入国在留管理局に収容中のイタリア人の50代男性が同日午前、死亡したと発表しました。
また、現場の状況から「自殺と思われる」としています。
なお、遺書は見つかっていないということです。
同入管庁によりますと、この男性は仮放免許可が取り消され、今年10月25日に収容されていたところ、日本時間の18日午前7時20分ごろ、職員が居室内で倒れているのを発見しました。
男性は収容後、庁舎内の診療所で複数回診察を受けていましたが、命に関わるような病気はみられなかったということです。
日本入管庁によりますと、2007年以降に国内の入管施設で死亡したのは18人で、うち自殺とみられるのは今回を含め6人に上るということです。
こうした事例により、特に国際人権団体などからは日本の入管施設の不適切な対応を問う声も上がっています。
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