山形県で積雪2m超、今年になって初めて
12月 21, 2022 18:20 Asia/Tokyo
日本の上空に強い寒気が流れ込み、東北や北陸など日本海側を中心に雪の降り方が強まっていることから、山形県で積雪が2mを超えました。
日本の気象庁によりますと、山形県大蔵村肘折では現地時間の今月18日午後9時に今シーズン全国で初めて積雪が2メートルを超えました。
また、午前1時には221センチまで積雪が増えています。
東日本と北日本の日本海側では大雪のピークは過ぎましたが、新潟県や東北南部では積雪が多いところで平年の3倍以上に達するなど記録的な大雪となっています。
これらの地域では今月18日から19日にかけて大雪となり、現地時間の20日火曜午後5時時点での積雪は、このほかにも新潟県の魚沼市守門で1メートル83センチ、青森県の八甲田山系の酸ヶ湯で1メートル79センチ、新潟県長岡市で92センチ、新潟県柏崎市で79センチなどと、ところによって平年の3倍以上に達する記録的な大雪となっています。
また雪のため新潟県内では停電が続き、住宅で発電機を使った人が一酸化炭素中毒の症状で搬送されたケースもあり、十分に換気するなど使い方の確認も必要だということです。
気象庁はさらに、各地で除雪作業中とみられる死亡事故が相次いでいることから、交通機関への影響のほか、積雪が急増した地域を中心に屋根からの落雪や雪下ろし中の事故にも注意するよう呼びかけています。