秋葉復興相と杉田総務政務官が辞表提出

秋葉復興相と杉田総務政務官が２７日、そろって岸田首相に辞表を提出しました。いずれも事実上の更迭です。

秋葉氏は、自身の政治団体が妻と母親に事務所賃料として計約１４００万円を支払い、母親が確定申告していなかったことが発覚して問題になっていました。また、秋葉氏の公設秘書が報酬を受け取って選挙運動に従事した公職選挙法違反の疑いも指摘されています。

杉田氏に関しては、ツイッターなどでマイノリティなどへの差別発言を繰り返していることに批判が出ていました。

いずれも先の臨時国会で野党が追及していましたが、岸田首相は更迭を拒否していました。これまでの閣僚辞任と同様、かばい続けた末の後手の対応で、批判が高まることは必至です。

岸田政権では１０月以降、山際前経済再生担当相、葉梨法相、寺田総務相が辞任しており、今回の秋葉復興相で４人目です。

秋葉氏は２７日、辞表提出後の記者会見で、「何一つ違法性はない」として疑惑を否定し、辞任した理由は来年１月からの通常国会への影響を避けるためと説明しました。

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