山形 鶴岡 住宅の裏山崩れ約10棟倒壊 2人と連絡取れず捜索続く
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31日土曜未明、山形県鶴岡市で住宅などの裏山が崩れ、およそ10棟の建物が巻き込まれて倒壊し、高齢の夫婦2人と連絡が取れなくなっています。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
12月 31, 2022 20:45 Asia/Tokyo
  • 山形 鶴岡 住宅の裏山崩れ
    山形 鶴岡 住宅の裏山崩れ

31日土曜未明、山形県鶴岡市で住宅などの裏山が崩れ、およそ10棟の建物が巻き込まれて倒壊し、高齢の夫婦2人と連絡が取れなくなっています。

NHKによりますと、これを受け、警察と消防などは、夜を徹して捜索を続けることにしています。

31日午前1時ごろ、山形県鶴岡市西目で「住宅がつぶれている」と近くにいた人から警察に通報がありました。鶴岡市によりますと、住宅や空き家などの裏山が高さ20メートルから30メートル、幅およそ100メートルにわたって崩れ、およそ10棟の建物が巻き込まれて倒壊しているということです。

この土砂崩れで、80代の男性と70代の妻の2人と連絡が取れず、警察と消防、それに県からの派遣要請を受けた自衛隊などがおよそ260人態勢で捜索を続けています。

 

山形 鶴岡 住宅の裏山崩れ

 

鶴岡市によりますと、これまでに70代の男性と60代の女性の2人が救助され、いずれも軽いけがをしているということです。

避難指示が出されている西目地区の一部では、住民8世帯22人のうち、救助された2人を含む20人の所在が確認できていて、親戚の家や市が用意した避難所代わりのホテルなどで年越しする予定です。

山形県の吉村知事は31日午後3時ごろから鶴岡市の皆川治市長と土砂崩れが起きた現場を1時間ほど視察し、連絡が取れなくなっている高齢の夫婦の救助活動を見守りました。

視察のあと、吉村知事は報道陣の取材に応じ、「2人の救出が第一で、関係機関で全力をあげていく。寒空のもとで避難している人もいるため、1日でも早く戻られるように安全・安心の面から、調査や確認などを進めていきたい」と述べました。

また鶴岡市の皆川市長は、12月に降った雨や雪の量が12月、1か月間の降水量で過去最多になっていることについて「雨量が例年よりも多いというような危機感は正直なかった。「人命救助に全力をあげるが、原因などについても県と連携しながら対応していきたい」と述べました。

 


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