沖縄・玉城知事、3月訪米にむけ調整
1月 22, 2023 20:01 Asia/Tokyo
沖縄県の玉城デニー知事が3月に訪米する方向で調整していることが分かりました。
沖縄タイムスによりますと、玉城知事はこの訪米で首都ワシントンを訪れ、沖縄の過重な基地負担や、普天間基地の辺野古移設工事反対などを米政府関係者や連邦議会関係者に訴える予定です。
玉城知事の訪米は2019年を最後に、新型コロナウイルスの感染拡大で中断しており、今回実現すれば約3年半ぶりとなります。
沖縄県知事が訪米して基地負担軽減を訴えるのは、2015年に当時の翁長雄志知事の時代に始まり、後任の玉城知事も継続して2018、19年に訪米しています。
2019年の訪米では、米連邦議会議員10人と会談し、辺野古の軟弱地盤の問題を指摘し、移設計画の見直しを求めました。
今回も軟弱地盤のため埋め立て工事が進んでいないことなどを訴えるとみられます。
玉城知事はこれとは別に、来年度に国連でも基地問題に関し演説する方向で調整を進めているということです。