沖縄・米海兵隊移転先のグアム基地が運用開始
(last modified Thu, 26 Jan 2023 11:46:15 GMT )
1月 26, 2023 20:46 Asia/Tokyo
  • 沖縄・米海兵隊移転先のグアム基地が運用開始
    沖縄・米海兵隊移転先のグアム基地が運用開始

沖縄駐留の米海兵隊の移転先となっているグアムの米軍基地キャンプ・ブラズの運用が始まりました。

26日、現地で行われた式典には日本政府や海兵隊の関係者などが出席しました。

この中で海兵隊トップのバーガー総司令官は「キャンプ・ブラズとともに私たちは自由で開かれたインド太平洋を確保する。基地の運用開始は機会の増加を象徴することになる」と述べ、基地の重要性を強調しました。

日米両政府は沖縄の基地負担軽減の一環として、沖縄の海兵隊の一部をグアムやハワイなどに移転する計画で、このうちグアムのキャンプ・ブラズにはおよそ4000人が来年から移転を開始する予定です。

防衛省によりますと、海兵隊の移転にあたり、日本政府も司令部の庁舎や隊舎などを整備するために資金を提供していて、今年度末までにおよそ3700億円を負担するということです。

その一方で、日米の軍事一体化はかつてなく強まっており、沖縄ではさらなる負担増を懸念する声が高まっています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem