日韓外相会談が独で開催へ、韓国外務省が期待感を表明
(last modified Tue, 14 Feb 2023 10:58:38 GMT )
2月 14, 2023 19:58 Asia/Tokyo
  • パク・ジン韓国外相と日本の林芳正外相(アーカイブ写真)
    パク・ジン韓国外相と日本の林芳正外相(アーカイブ写真)

日本と韓国の外相会談が近くドイツ・ミュンヘンで開催されることになり、韓国がこれに期待感を表明しました。

韓国ヨンハプ通信によりますと、日韓外務次官が13日月曜(米東部時間)、米ワシントンで日本による植民地時代の徴用被害者への賠償問題を巡って集中的に協議したのに続き、今週末には両国の外相がドイツ・ミュンヘンで協議を引き継ぐ見通しです。

これについて、イム・スソク韓国外務省報道官は14日火曜の定例記者会見で、パク・ジン韓国外相が今月17~19日にドイツで開かれるミュンヘン安全保障会議に出席する予定であることを明らかにしました。

そして、この会議に合わせ日本の林芳正外相との会談が開かれることを「期待している」と述べました。

また、韓国外務省当局者はミュンヘンでの日韓外相会談について記者団に対し、「現在、両国間で調整中」とし、決定すれば発表する予定だとしました。

日韓外相会談の開催日は、現時点では今月18日が有力視されています。

今回の外相会談は、徴用被害者への賠償問題を巡る両国の交渉が山場を迎える中で開かれることから注目されると見られます。

韓国政府は被告となった日本企業の賠償金を韓国の財団が肩代わりする案を推進する一方、日本政府や被告企業による謝罪など「誠意ある呼応」を求め、これが両国の争点となっています。

 


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