笹川財団、「台湾有事なら多数の自衛隊機失う可能性」
2月 26, 2023 18:10 Asia/Tokyo
笹川平和財団が行った、中国が台湾に武力攻撃を仕掛ける想定での机上演習において、最初の数日間で自衛隊や米軍に甚大な被害が出るという予想が提示されました。
台湾有事リスクの高まりを踏まえ、笹川平和財団が今年1月18日〜21日に実施した「台湾海峡危機に関する机上演習」では、日本がこの演習開始後の数日間で戦闘機144機および、2500人の隊員を失うと予想されました。
この机上演習によりますと、予想される中国の台湾侵攻を撃退するにあたっては、米軍にも甚大な被害が出ると見られるということです。またその一部には、日本がまず緊急事態宣言を発令し、自衛権を論拠としたうえで中国との戦闘に入るという予想もありました。また、米軍が日本国内の軍事基地を利用していることで、これらの施設は中国の攻撃の標的となるとされました。
中国は台湾を自らの不可分の領土とみなしていますが、アメリカは台湾に武器を売却する許可を得ていると主張しています。
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