伊吹文明元衆院議長は3日夜のテレビ番組で、子ども予算を増やすだけでは少子化問題の解決は困難との認識を示しました。
伊吹元衆院議長は、女性の価値観が多様化し、社会的立場の確立を求める人も増えたと分析しながら、「単に予算を倍増すると言って、お金をばらまいて、そういう気持ちの人に子どもを産んでくれと言うのは、かえって無駄遣いだ」と述べました。
そして、子育て対策と少子化対策を切り分け、価値観や雇用の在り方を含めた議論の重要性を指摘し、「お金だけをあげますと言っていては(国民は)信用できない」と語りました。
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