沖縄県金武町の民家、米軍の流れ弾で窓ガラス割れたか
(last modified Sat, 25 Mar 2023 11:32:17 GMT )
3月 25, 2023 20:32 Asia/Tokyo
  • 沖縄県金武町の民家、米軍の流れ弾で窓ガラス割れたか
    沖縄県金武町の民家、米軍の流れ弾で窓ガラス割れたか

昨年7月に沖縄県金武町伊芸の民家で勝手口の窓ガラスが割れ、弾丸の中心部にある弾芯が落ちていた事件で、破損した網戸に溶けた跡が確認されていたことが24日、沖縄タイムスによる取材で分かりました。

県警は米軍が発射した弾が流れた可能性が高いとしています。また、今年に入り、県警が現場に近い米軍キャンプ・ハンセンの射撃場に立ち入り調査したことも判明しました。

弾芯は発見当時、二重窓になっている勝手口の外側の網戸と窓ガラスを貫通し勝手口の隙間に落ちていました。県警は破れた網戸や割れたガラスの鑑定を進めていました。

弾芯は重機関銃などで使われるタイプで、銃器に詳しい関係者は「米軍の重機関銃の弾であれば、ある程度の距離を飛んでも熱を帯びている可能性は高い」と指摘しています。

現場がある伊芸区では、過去にも銃弾や砲弾などの流弾被害が起きています。今回の弾芯について、在沖米海兵隊は沖縄タイムスの取材に「実弾射撃訓練で使用された火器から発射されたはずはない」としています。

 


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