4月 16, 2023 16:12 Asia/Tokyo
  • 沖縄の陸自ヘリ事故 機体の一部と隊員とみられる5人を発見
    沖縄の陸自ヘリ事故 機体の一部と隊員とみられる5人を発見

10人が搭乗した陸上自衛隊のヘリコプターが沖縄県宮古島の周辺で今月6日に消息不明となった事故で、陸自は16日日曜、宮古島の西隣にある伊良部島沖で、5人を発見したと発表しました。

日本の報道各社によりますと、今月6日午後4時前、陸上自衛隊のUH60多用途ヘリコプターが沖縄県の宮古島の北の海上を飛行中にレーダーから航跡が消え、消息不明となりました。

自衛隊は16日午前、深い海での作業を可能とする「飽和潜水」の特殊技術を活用した捜索活動を実施し、現地時間の同日午前8時半ごろ、伊良部島の北、約6キロの海の、水深約106メートルの場所で、胴体部分とみられる損壊した機体の一部を発見しました。

また、宮古島の西隣にある伊良部島沖の捜索活動の結果、5人を発見したとし、搭乗者とみて確認を急いでいます。

共同通信によると、事故を起こしたヘリに搭乗していたのは陸自第8師団の坂本雄一師団長(55)ら師団司令部幹部5人、ヘリを運航した師団傘下の第8飛行隊のパイロットと整備士2人ずつ、宮古警備隊の幹部1人だということです。

これまでの報道によりますと、坂本師団長は去る3月末に熊本・宮崎・鹿児島の3県を管轄する第8師団の新しい師団長に着任したばかりであることが明らかになっています。

 


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